冒険者たちは近頃すっかり危険になったダラズ鉱山での警護依頼を終え、帰路についていた。
ギルドの約束事で、報酬は現地では受け取れないのだ。
面倒なことにわざわざレンドアの本部まで戻り、そこで手続きを経なくてはならない。
そしてはじめて、あらかじめ依頼者により預けられていた報酬を受け取ることができる。
冒険者を名乗る者の中には野盗とさほど変わらないような連中もいる。
現地での直接やり取りのみでは依頼を反故にし、報酬のみを奪い取ってしまう輩もいる。
そんな被害を減らそう、そして真面目な冒険者の名誉を守ろうと依頼者と仕事を探す冒険者の仲介をはじめたのがレンドアの冒険者ギルドというわけだ。
ルーラの石を沢山所持している高名な冒険者ならいざ知らず、そうでない者たちにとっては「帰るまでが遠足」もとい「報告するまでが依頼内容」なのである。
今回、報告のためにはガタラから大陸間鉄道に乗ってレンドアへと向かわなければならない。
そんなガタラへ向かう道中…
カルデア山道の途中で日が暮れてしまい、そこにある小さな集落で宿を取ることとなった。
しかし、その集落は今、ある問題を抱えているのだった…
アストルティア異聞録 ~魔女・ふたり・・・~ 予告編
次回ルームでのシチュエーション撮影会で予定しているショートストーリーの予告編です。
村人たちにとっては同じ結末になりますが、途中経過などは参加者の皆さんによって悲劇になるかそうでないか…
変化するようにゲーム性を少し持たせます。
ドラクエではお馴染みのあのアイテムが出てきますが、それを冒険者達が活用できるかどうか…
映し出された真実、冒険者達は正しい判断ができるのか?